体内のデトックスには、こんにゃく湿布が効果的

sippu

こんにゃく湿布の効能

体を温めるのは良いと言うことは知っていましたが、こんにゃくを湿布変わりにするとは驚きでした。自然療法ではヨモギや生姜などを湿布代わりに使うこともあるので、こんにゃくがあっても不思議ではないのですが。どこでも買えるし安いし、物は試しで早速購入してきました。こんにゃくは腸の掃除をしてくれると言われるように、腸の毒素や不要物を取り除く働きがあるので、体の手当に使うと体内の毒素を吸い出してくれるらしいです。そして、原料のこんにゃく芋は3年間も土の中で栽培されるために大地の生命力が凝縮されているとも言われます。しかも保温性に優れているため温湿布代わりには最適なんだそうです。ところで温湿布といっても、どこをどんなふうに温めればいいのか。こんにゃく湿布はもともと肝臓と腎臓の疲労を取り、毒素を流し出すという自然療法です。肝心要(かんじんかなめ)という言葉がありますよね。肝腎要とも書かれ、非常に大切なことを指します。その言葉通り、肝臓は人間が活動するためのエネルギーを供給してくれ、腎臓は老廃物で汚れた血液を浄化してくれます。人間の機能の中でも特に大切であり健康維持には重要な臓器の部位です。この大切な肝臓と腎臓をこんにゃく湿布で温めると、体全体の血行をよくし、芯から温めてくれます。他にも利尿作用や肩こり、腰痛などにも効果があるそうです。

肝臓と腎臓を温める

・用意するもの こんにゃく・タオル2~3枚
  1. 鍋に湯を沸かし、こんにゃく2個を10分から15分煮ます。
  2. 1個ずつ2~3枚のタオルを重ねて包みます。
  3. こんにゃく湿布をへその下(丹田・たんでん)と右脇腹(肝臓)に当てて20~30分温めます。
  4. 肝臓を温めたら冷たいタオルで1分くらい冷やしましょう。
  5. 次にタオルを1枚取り除き、こんにゃくをタテに並べて、腰のあたり(腎臓)を20~30分温めます。これも1分冷やしてください。

脾臓(ひぞう)を冷やす

冷たいこんにゃくをタオル1枚で巻いて5~10分程、脾臓(左の上腹部)に当てる。 脾臓は温めずに冷やして下さい。脾臓は冷やすことで肝臓と腎臓の動きを助けるそうです。 座って手で押さえるか、タオルで体に巻きつけてもいいですが寝ながらの方が楽です。 使い終わったこんにゃくは水に浸して冷蔵庫で保管します。こんにゃくは何度か使えますが小さくなったら新しいものに代えてください。ちなみに使ったこんにゃくは食べないで下さいね。 これはちょっと小耳に挟んだのですが、悪い部分があると次の日に、こんにゃくがドロドロになっているとか。何だか怖い話ですよね・・・。実際のところ、お目にかかった事はありませんが。 こんにゃく湿布、本当に気持ちが良いですよ。体がぽかぽかして、体内に浸透していく感じです。ちょっと匂いが難点ですがね。まあ家でお風呂前にすれば気になりませんが、湿布した後の外出は控えた方がよろしいかと思います。次は肩こりに使ってみようかな。 肝心要の臓器をデトックスして、毎日健康で暮らしたいですよね。