赤貝/アカガイ(生)


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赤貝/アカガイ・生

「 赤貝/アカガイ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.7%含有し、74k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(2466.67%:59.2μg)、次は(47.62%:5mg)、そして、ナイアシン(38.33%:4.6mg)、蛋白質(27%:13.5g)、パントテン酸(25.5%:1.02mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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赤貝


赤貝はフネガイ科に属し、別名ではホンダマ、ホンアカとも呼ばれています。成長すると殻長は凡そ十二センチ程度に達し、体表には、四十二本程度の放射状の肋(ろく)と呼ばれる溝が見えます。殻皮は黒褐色をしていて、身が赤くなっているのは、血色素であるヘモグロビンが含有されているためです。生息域は、北海道の南側から東シナ海、朝鮮半島などで、内湾、内海の泥底を住処にしています。養殖も行われていて、主に高級鮨種として生食されることが多くなっています。また、こういった鮨種の他、焼き物やゆで貝、酢の物、煮物、汁物などにも利用されています。市場へ流通するのは九月から四月にかけてですが、旬は十二月から三月にかけてで、生食が美味とされています。本玉(ほんだま)は、赤貝のことを指していますが、バッチおよび白玉といわれているのはサトウガイで、主にアカガイの代替用として利用されています。サトウガイはアカガイの近縁種でありますが、その殻表に見える溝は、アカガイの四十二本前後に対してサトウガイのそれは、三十八本前後とされています。冬から春にかけて、身肉が肥えだし、その頃になると食感もシコシコと弾力性があるものとなっています。尚、あかがいは他の貝類に比較すると貧酸素に耐性があると考えられています。