カラフトシシャモ(生干し・生)[樺太柳葉魚]


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カラフトシシャモ・生干し・生

「 カラフトシシャモ・生干し・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、8.85%含有し、177k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(362.5%:8.7μg)、次はセレン(164%:41μg)、そして、n-3系脂肪酸(108.13%:1.73g)、カルシウム(53.85%:350mg)、リン(45%:360mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆14%
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カラフトシシャモ


樺太柳葉魚は、北大西洋及び北太平洋などに分布していて、天然の餌料(じりょう)としてクジラや海鳥などにとっても大切な魚となっています。日本のシシャモに比較すると値段も安くなっているため、市場において出回っているシシャモの名称を使っている魚では、その多くがこの樺太柳葉魚になっています。古くは、魚粉原料として肥料や飼料の使用目的で僅かに漁獲されていましたが、その後の大量漁獲によって近年ではその水揚げ高が減少傾向にあります。現在、シシャモとして多量に輸入されているのは、カペリンという名称を持つ樺太シシャモで、日本産のシシャモはほとんど存在していません。特徴として、日本産のシシャモよりきめ細かい鱗を持ち、大きな口を有している点があります。産卵期を春ごろに迎え、この際、浅瀬に大群で集まり、砂底において産卵を開始します。また、産卵は海で行うため、河川を遡上することはありません。子持ちシシャモは、抱卵しているシシャモのことで、市場では値段も高めに設定されています。尚、キュウリウオ科に分類されるカラフトシシャモは、別名でカペリン或いはキャぺリンと呼ばれることもあります。
別名:カペリン試料:ひと塩品魚体全体