皮剥/カワハギ(生)


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皮剥/カワハギ・生

「 皮剥/カワハギ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.15%含有し、83k カロリーです。【旧2010年版では100g:80kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(781.82%:43μg)、次はセレン(140%:35μg)、そして、ナイアシン(55%:6.6mg)、ビタミンB12(54.17%:1.3μg)、蛋白質(37.6%:18.8g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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カワハギ


皮剥のザラザラとした体表は、棘状の小さな鱗のためで、この魚は北海道より南側の日本各地で見られます。岩礁(がんしょう)や砂底を群れて遊泳し、東シナ海などにも分布しています。漁獲は、地引網(じびきあみ)や定置網(ていちあみ)などの方法で行われ、日本の瀬戸内海などは漁獲量も多めとされています。調理の際は、口の先から尾の方へ皮を引っ張って剥ぎます。この調理法から皮剥と呼ばれるようになったとされています。また、比較的容易に皮を剥がせるところからきているとも言われています。歯ごたえのある白身魚で、食感もよく、あっさりとした淡白な食味は、河豚(ふぐ)に似ていると言われています。主に、汁の実や刺身、ちり鍋、煮付け、天ぷら、焼き魚、ムニエル、煮魚、揚げ物、味噌漬け、干物といったものに利用されています。別名のハゲは、関西方面で呼ばれる名称となっています。あんこうの肝に似ていると言われる皮剥の肝は、大きく、そして濃厚な味になっています。醤油に肝を溶解させた、肝醤油や鍋物にも合うとされています。栄養面では、ビタミンDが目立って多くなっています。