鯒/コチ(真鯒・生)


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  • 成分合計
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コチ/まごち・生

「コチ/ まごち・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5%含有し、100k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ナイアシン(71.67%:8.6mg)、次はビタミンB12(70.83%:1.7μg)、そして、蛋白質(45%:22.5g)、リン(32.5%:260mg)、ビタミンB6(28.33%:0.34mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆12%
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鯒/コチ


コチの体型は、神宮が有する笏(しゃく)に見た目が似ていることから、その名称も名づけられたと言われています。平たい頭を持ち、成長すると体は凡そ五十センチから六十センチとなり、ほとんど漁獲されていない高級魚です。東北地方より南側に生息し、通常水深数十メートルの砂底(さてい)にいますが、冬は、海底の深い砂泥底を住処にします。身肉は白身になっており、その食感も歯ごたえのあるものとなっています。旬とされるのは夏で、良質な味を持つことから高級魚として知られています。調理では、椀種(わんだね)、煮付け、あらい、焼き物、天ぷら、刺身、煮物といったものに利用されています。名称の由来は、他にも骨が硬いところからきているとされるものがあります。産卵期は四月から七月にかけてで、この時期、沿岸の近くにおいて産卵に至ります。このため、味が良いとされるのは夏になり、活魚で利用されたりします。また、漁獲量の少ない高級魚であるため、その多くは高級料理屋へ直に輸送され、一般にはあまり流通していません。分布域は、日本において新潟県や千葉県より南側の各地域、そしてインド洋や南太平洋で、主に温帯及び熱帯の地域に生息しています。
コチ/まごち・生
別名:鯒、がらごち、ぜにごち、ほんごち廃棄部位:頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)