真魚鰹/マナガツオ(生)


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真魚鰹/マナガツオ・生

「 真魚鰹/マナガツオ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、8.75%含有し、175k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(90.91%:5μg)、次はn-3系脂肪酸(76.88%:1.23g)、そして、ビタミンB12(58.33%:1.4μg)、ナイアシン(54.17%:6.5mg)、パントテン酸(34.25%:1.37mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆17%
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マナガツオ


真魚鰹は、体長は凡そ60センチ程度で、東シナ海に多く、本州より南、インド洋に分布しています。イボダイに良く似た食道歯があり、前胃と言われる器官は水母(くらげ)を食べる際に用います。カツオの仲間には分類されず、イボダイの近縁種でスズキ目真魚鰹科に区分されます。瀬戸内海にカツオが回遊してこない時期に、代用としてマナガツヲを漁獲していたことから、カツオの名称が取り入れられたと言われています。縦に平たく、体高があり、横から見ると菱形になっています。肉質は水分や脂質をやや多めに含み、柔らかい白身魚で美味とされています。体長は六十センチ程度で、銀白色の体色で夏の初めが産卵期となります。夏においての漁獲が多く、旬は通常冬となりますが、瀬戸内海に回遊してくる夏の初めも旬となります。調理では、照り焼きや刺身、揚げ煮、味噌漬けといったものに用いられ、一般に鱗が剥がれると価値が下がるといわれていて、関西では高級魚に区分されます。また、骨を骨せんべいとしたり、冷凍輸入されたものは干し物といったものに用いられています。尚、真魚という漢字は、真魚鰹が美味ということで本当の魚という意味を含めて名づけられたとされます。
マナガツオ・生