メゴチ


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メゴチ・生

「 メゴチ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4%含有し、80k カロリーです。【旧2010年版では100g:75kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(200%:11μg)、次はセレン(176%:44μg)、そして、ビタミンB12(125%:3μg)、ナイアシン(48.33%:5.8mg)、蛋白質(35%:17.5g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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メゴチ


関東で言うメゴチは、ネズッポ科のネズッポ或いはヌメリゴチと言われるもので、コチ科のメゴチとは種類を異にします。ネズッポはヌルヌルした粘液を体表から分泌しているため、鱗が存在していません。名称もこれに由来していて、他方、コチ科のめごちには鱗があります。ネズッポは成長すると体長は凡そ九センチ程度となり、身肉は白身になっています。味も良好で、身も締まっており、天ぷらなどに利用されています。東京湾などの漁獲は、底曳網(そこびきあみ)が主体ですが、釣りなどでもひっかかることがあり、釣りをする人の間では広く知られている魚となっています。一方、雌鯒は、日本の南側から東シナ海、黄海などに見られる魚で、水深百メートル程度の砂泥底を住処としています。漁獲は、ネズッポと同様に底曳網にて行われており、旬は十一月から三月にかけてとなります。調理では、塩焼きや煮付けの他、蒲鉾(かまぼこ)などの練り製品や惣菜にも利用されています。雌鯒は成長すると体長は凡そ二十センチ程度となり、体表に鱗があります。白身魚であるため、あっさりとした淡白な食味になっており、上品で癖のないものとなっています。