白魚/シラウオ(生)


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白魚/シラウオ・生

「 白魚/シラウオ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.85%含有し、77k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(137.5%:3.3μg)、次はn-3系脂肪酸(38.75%:0.62g)、そして、ナイアシン(35.83%:4.3mg)、リン(33.75%:270mg)、ビタミンE(30%:1.8mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆13%
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シラウオ


日本各地の汽水湖や河川に生息していて、成魚には一年で育ちます。産卵期は初春で、その際、川を遡上し、卵を砂底に産卵後、亡くなります。餌は、動物性プランクトンとしていて、生きていると体の色は透明性を持っています。亡くなると体色は白に変化しますが、白魚の名称は、これに因んでいます。他の魚と異なり、未発達と考えられる状態で成魚になるのが特徴となっていて、体表には、色素も鱗もあまりありません。イシカワ白魚は、白魚の近縁種であり、体型はシラウオの方が細くなり、イシカワシラウオは海にて産卵を行います。しらうお自体は、淡水や海水が混在している場所に生息し、成魚でも凡そ十センチ程度の体長になります。漁獲は、四手網(よつであみ)、定置網(ていちあみ)、刺し網(さしあみ)、船曳網(ふなびきあみ)などで行われ、調理では、卵とじや天ぷら、吸い物、椀種、澄まし汁、おろし和えなどに利用されています。また、江戸前寿司のネタにもなっています。体には、二列に黒点が並び、日本では、有明海や茨城県の霞ヶ浦(かすみがうら)、島根県の宍道湖(しんじこ)などが産地となっています。