虎河豚(養殖・生)


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虎河豚/とら河豚/フグ・養殖・生

「虎河豚/ とら河豚/フグ・養殖・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.25%含有し、85k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(79.17%:1.9μg)、次はナイアシン(75.83%:9.1mg)、そして、ビタミンD(72.73%:4μg)、蛋白質(38.6%:19.3g)、ビタミンB6(37.5%:0.45mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆14%
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虎河豚


トラフグ(河豚)には小さい棘(とげ)が腹部と背部にあります。同じ河豚類(フグるい)の仲間の中でも、一番高級食材として知られています。更に、同じ河豚(とらフグ)の中でも瀬戸内海西部産のものが最も美味とされています。横海や東シナ海、大西洋北西部、日本海の西側或いは本州より真ん中から南側に分布していて、成長するとトラフグの体長は凡そ七十センチ程度にまで育ちます。また、トラフグには黒斑が体側にあり、その黒斑は白色に縁取られています。肝臓や卵巣に強い毒性があることが知られていて、その強弱も生息域や季節によって影響を受けます。更に、その毒性は十二月から六月にかけて強くなると言われています。トラフグの白子といわれる精巣及び身肉には、毒性がありません。トラフグの旬は十一月から二月にかけてとなり、調理では刺身をはじめ、ちり鍋、白子、から揚げなどに利用されています。漁獲は、秋から年を越えて春頃まで底延縄にて行われています。瀬戸内海西部をはじめ、天草諸島や日向灘などは代表的な産地となっていますが、近年その水揚げ高が減少傾向にあります。そのため、現在では養殖ものが市場において流通するようになっています。尚、フグ科に属する虎フグは、別名で、「ほんフグ」、「まフグ」、「おおフグ」などと呼ばれることもあります。
河豚/とらフグ・養殖・生