酢橘/スダチ(果汁・生)


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酢橘/スダチ・果汁・生

「 酢橘/スダチ・果汁・生」に関して1個果汁約5g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.05%含有し、1k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個果汁約5g中の 成分は、ビタミンC(2%:2mg)、次はカリウム(0.35%:7mg)、そして、ビタミンB6(0.3333%:0.004mg)、葉酸(0.2708%:0.65μg)、マグネシウム(0.2586%:0.75mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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スダチ


古くは酢橘を食酢に用いてた経緯があり、このため酢橘と言われるようになりました。ユズの近縁種で、酢橘は偶発実生と言われていて、原産地は徳島県となり、全国生産の凡そ九割を占めています。その他、和歌山、広島、高知といった地域においても生産されています。かつてこのスダチは宅地などに植えられ存在していましたが、後に果樹園へと植栽されるに至りました。果実の重さは凡そ三十グラム程度で、緑色に成熟した果皮は、橙黄色に着色します。果肉には種子が十個程度含まれ、淡黄色をしています。旬は、九月前後で、果汁が多く含まれ着色する前が良いとされています。利用のされ方は、主に刺身や焼き魚、鍋物、湯豆腐、マツタケ料理などに果汁を絞って風味付けをします。その他、スダチは薬味としての評価もあるため、健康食品として利用されたり、四季感を醸し出すための演出などにも使われたりします。尚、徳島県においては、すだちの木をメンすだちとオンすだちに区分けしています。メンすだちは、有核果で枝に棘が余り存在せず、無刺有核種となります。一方、オンすだちは、果面が粗い上に果皮が分厚く、商品価値の低いもので、有刺有核種となります。