きびだんご

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  • 成分合計
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きびだんご/きび団子

「きびだんご/ きび団子」の栄養価を国の基準で評価した場合、この基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、モリブデン(72%:18μg)、次はカロリー(15.2%:304k カロリー)、そして、(11.25%:0.09mg)、亜鉛(6.25%:0.5mg)、パントテン酸(5.5%:0.22mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆5%
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きびだんご


きびだんご(吉備団子/黍団子)は求肥(ぎゅうひ)をまるめ、これに砂糖をまぶした和菓子である。吉備は昔の岡山周辺を指す旧地名。キビ団子は童話である桃太郎で知られている。これは、黍の粉から作った団子で、犬、キジ、サルに与えたとする話で有名。吉備国と黍団子には何らかの関係があったようで、文献にも散見される。これらの関係は17世紀ごろには既に存在していたようである。当時は単に黍で作った食べ物であったようだ。現在、吉備団子は岡山県を代表する餅菓子の一つであるが、黍が主原料にはなっておらず、もち米粉を用いた求肥から作られている。風味付けの目的で黍の粉を混ぜる場合もあるが、まったく加えないものもある。ぎゅひを使う方法は、明治以降のことと考えられているが、起源はよくわかっていない。古くから吉備団子と黍団子は同じものとされてきた経緯がある。しかし桃太郎の物語は室町時代に広まったと考えられており、吉備団子との関係は明確になっていない。現在では桃太郎話と吉備団子を結び付けた宣伝によって、お土産としての製品パッケージに桃太郎が見られる。