豆板醤/トウバンジャン

豆板醤/トウバンジャンの概要

中国へソラマメが渡来したのは漢の時代以降と考えられており、豆板醤は麹や塩と共にこのソラマメを使って発酵及び熟成させたものです。豆板醤はいわゆる味噌のことですが、四川料理に古くから用いられています。しかし、日本では豆板醤に赤唐辛子が入っているのが普通になっており、この赤唐辛子は新大陸発見の頃から使われだしたと言われています。国内では赤唐辛子を加えた豆板辣醤(とうばんらーじゃん)が多くのケースで豆板醤を意味しており、中国での食用歴史はそれほど古くはありません。種類では、寒作里(かんずり)やコチュ醤があり、前者は冬の寒い頃にすって仕込んでいたことが名称の由来とされています。塩や米麹と共に赤唐辛子を発酵させて熟成させたもので、寒い地域である新潟などで見られます。後者は赤唐辛子に米や米麹を加えて、発酵及び熟成させた種類で、韓国料理に用いられています。味噌に分類され、味は辛くなっています。

トウバンジャン/期待される効能・効果

健胃や疲労回復、肥満抑制作用などがあると言われています。また、癌の発生を抑えたり、感染症や動脈硬化の予防にも有用とされます含有されるとうばんじゃんの成分には、カプサンチンやカプサイシン、βカロテン、亜鉛、鉄、カリウム、ナトリウムなどがあります。カプサンチンは抗酸化作用があると言われており、癌を防ぐのに有用とされます。赤い色素成分であり、カロテノイド系に属します。カプサイシンは脂質の代謝を促したり、疲労を回復させる働きがあると言われています。また、健胃作用や風邪の予防にも役立つと考えられています。いわゆる辛味成分の一つであり、抗酸化物質です。