菜の花(和種・花らい・茎・生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

和種菜の花・花らい・茎・生

「 和種菜の花・花らい・茎・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.65%含有し、33k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(166.67%:250μg)、次は葉酸(141.67%:340μg)、そして、ビタミンC(130%:130mg)、ビタミンE(48.33%:2.9mg)、(27.62%:2.9mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆18%
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菜の花


和種ナタネ、赤種子ナタネのアブラナが食用油を採取するために、古くから栽培されていたもので、明治時代以降、洋種ナタネ、黒種子ナタネの菜種へ移り変わり、アブラナは、野菜及び観賞用として利用されることになって行きました。一般的には、菜花(なばな)或いは花菜(はなな)と呼ばれていますが、山形県では早生菜、三重県では津真菜、福井県では四月菜、山口県では赤穂菜、京都府や千葉県では寒咲菜花と呼ばれています。なばなは、アブラナ科アブラナ属に分類される一・二年生草本で、緑色をした丸型の葉柄は短く、結球はしません。播種は晩夏から秋にかけて行い、花蕾を用いるケースでは、花茎を十センチ程度つけて、開花するよりも早くに花蕾を収穫します。花蕾の旬は、初春が最も多く出回る時期となっていますので、この頃が旬といえます。暖地での収穫は、大体初冬とされていて、暖かくなるにつれて、各地域にて収穫が行われます。尚、葉を用いるケースでは、花蕾のそれより収穫時期の範囲が広くなるため、旬も広いものとなります。利用法では、汁の実、漬物又は浅漬け、浸し物といったものに使われています。また、京都の特産品では、菜の花漬けといったものがあり、これは蕾を塩漬けにしたもので、いわゆる郷土料理となっています。栄養面では、ビタミン類であるビタミンCが豊富に含まれており、ミネラル類であるカルシウムなども多く含まれています。
別名:菜の花、しんつみな、かぶれな