ウバ[うば]

ウバの概要

ツツジ科に属し、原産地をカナダとしていて常緑低木となります。薬用として利用され出したのは中世以降と言われています。利用部位は根部で、一般に浮腫みを取り除く利尿があることで広く知られています。別名では、ウバアーシィーやベアベリーなどとも呼ばれています。日本においては、ウワウルシ、或いはクマコケモモとも呼ばれています。芳香は、あまり感じられることはなく、やや苦味をもつ風味になっています。ウバには、利尿があると考えられているため、溜まった余計な水分を排泄し、浮腫みなどをを取り除く作用があると言われています。更に、ダイエットにも役立つとされています。また、腎炎や膀胱炎といった症状に対しても、その痛みを緩和する働きがあると言われます。これはウバに抗菌があると考えられているためです。アメリカの先住民などはかつて、ウバをタバコに用いていたそうです。尚、紅茶と言えば、うば茶も認知度が高くなっています。ダージリンは、インドで知られていて、キーモンは中国において知られていますが、スリランカのうば地方で生産されるうば茶も、有名です。ただ、ハーブティーで使われるうばは、ツツジ科に属するもので、上記のうば茶とは異なるものとなります。

うば/ハーブティーで期待される効能・効果

抗菌、ダイエット効果、利尿作用など。また、頭痛の改善にも有用に働きかけると考えられています。その他、染料などにも利用されています。