- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
マツモ・素干し
「 マツモ・素干し」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、7.95%含有し、159k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(733.33%:1100μg)、次はビタミンA(357.14%:2500μg)、そして、葉酸(300%:720μg)、マグネシウム(241.38%:700mg)、ビタミンE(220%:13.2mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | 0% |
マツモ
マツモ(松藻)と言えば、水草にも見られますが、この水草とは種類を異にしますので、別種になります。北海道や千島、三陸海岸を経由して千葉県に至る範囲内に分布していますが、これは松藻が寒海性を有するためで、親潮の影響も受けていることによるものです。通常、潮間帯の真ん中の層周辺で、外海の岩の上部に生息しています。生長すると凡そ十センチ程度の長さになり、円柱状をした体に、三センチ程度の小枝が集中して主枝の周りに存在するのが特徴になっています。旬は十二月から三月にかけてで、この時期に若い松藻を採取します。酢の物などに生食されることもありますが、多くは市場へ乾燥品や塩蔵品として出回っています。乾燥されたものは、水に浸して戻し、それを汁の実や酢の物などに利用されています。また、乾燥品を海苔と同様にそのまま焼いて利用されたり、それに醤油をつけて食されたり、また味噌汁などにも使われています。食感はシャキシャキとしていて歯応えが有り、ヌメリはつるつるとした舌触りになっています。一般には、塩蔵品のほか、海苔のように抄いた乾燥品として市場へ流通しています。
マツモ・素干し