キンメダイ


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キンメダイ/きんめだい・生

「キンメダイ/ きんめだい・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、8%含有し、160k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、n-3系脂肪酸(85.63%:1.37g)、次はリン(61.25%:490mg)、そして、ナイアシン(47.5%:5.7mg)、ビタミンB12(45.83%:1.1μg)、ビタミンD(36.36%:2μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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キンメダイ


キンメダイ(金眼鯛)は水深数百メートルの深海を住処にし、日本の南部から太平洋、インド洋、大西洋の沿岸に分布しています。よく光る大きな眼と、全身の鮮明な赤色が特徴の魚で、その色も漁獲後時間が経過するにつれてより鮮やかなものに変化していきます。金色に目が光りますが、これは反射膜であるタペータムという膜が光を反射させるためで、地方によってはアカダイやアカギとも呼ばれています。成長すると、凡そ五十センチ程度の体になり、旬は十月から三月にかけての冬になります。この時期が一番脂が乗っているためで、柔らかい身肉になっています。調理では、鮮度の高いうちに刺身にしたり、鍋物や煮付け、ムニエル、粕漬け、味噌漬け、焼き魚、煮魚といったものに利用されています。静岡県では、金眼鯛を目出度い席において、祝い魚として用いており、鯛(たい)の代替用の魚として尾つきで出されています。金眼鯛(きんめだい)の名称は、その大きな眼の瞳孔が金色になっているところに由来しており、また全身が鮮明な赤色になっていることも因んでいます。尚、深海にいる金眼鯛は黒色に見えるそうです。