ヤマモモ


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ヤマモモ・生

「 ヤマモモ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、2.2%含有し、44k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、葉酸(10.83%:26μg)、次はマンガン(6.29%:0.22mg)、そして、食物繊維(6.11%:1.1g)、カリウム(6%:120mg)、パントテン酸(5.25%:0.21mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆2%
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ヤマモモ


ヤマモモ科に分類され、雌雄異株の風媒花で高さ十センチ程度の常緑高木となります。中国南部や本州中部以南の沿岸に自生していて、日本の本州では福井と千葉を線状に結んだ位置から南側の海岸地帯が該当するとされています。中山早生や亀蔵は、高地で見つけられたもので、徳島では、紅玉や鬼団子といったものが見つけられています。また、中国では日本のそれより大きい果実があり、これが日本へ伝わって、近藤や瑞光といった品種が栽培されるようになったとされます。他にも竹内、守口、西村一号といった品種があり、これらは日本の山桃との交配によって生じたと考えられています。日本に於いては、庭木などに用いられることが多く、中国では反対に果樹として採用されています。六月から七月にかけて成熟し、開花は四月上旬です。果径は数センチで、紅紫色をし、内部に硬い種子が一個存在して、沢山の多汁質からなる小突起で包まれています。果実はやや酸味と松やに臭があるものの、多汁で甘いものとなります。利用のされかたは、特有の風味やその苦味と赤色を用いて加工品にされるケースが多く、主に、ジャム、ゼリー、シロップ漬け、果実酒といったもので、また生食されることもあります。尚、中国では、山桃の種子や樹皮を煎じて用いることも多く、これは種子などに薬効があるとされているためで、健康維持の目的で利用されています。
ヤマモモ・生