ナツメヤシ


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ナツメヤシ・乾

「 ナツメヤシ・乾」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、13.3%含有し、266k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、(50%:0.4mg)、次は食物繊維(38.89%:7g)、そして、カリウム(27.5%:550mg)、パントテン酸(23.5%:0.94mg)、ビタミンE(23.33%:1.4mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆9%
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ナツメヤシ


ナツメヤシ(棗椰子)はヤシ類フェニックス族棗椰子属に分類され、別名デーツと言います。メソポタミア起源と考えられており、5000年以上前から棗椰子が栽培されていたと言われています。アラブにおいては古くから主食と同様に利用されており、その一つとなっています。特に中東地域においての栽培が見られます。また、日光がよく当る場所で且つ高温で、付近に地下水が流れているところに育ちます。棗椰子はメス五十本にオス一本の雌雄雌株で樹高は凡そ四メートル前後となります。一年において十個程度の果房をつけるのがメスの成木で、それぞれの房に数百個果つけます。また径三センチ程度、長さ四センチ前後の果実となり、完熟する際、赤橙色に変化します。果肉が内部に存在する一個の核をとりまき、七割近くの糖を含みます。棗椰子の栄養面では、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、食物繊維、鉄分などで、その他、2%程度のタンパク質と、2%余りの脂肪を含みます。現在の産地はイラン、サウジアラビア、オマーン、パキスタンとなります。棗椰子での用いられ方は、生食をはじめ、酢や酒、シロップ漬け、干し棗椰子などで、干し棗椰子の場合は、直接食用にしたり、スープや煮物、製菓などといったものに利用されます。尚、ドライフルーツとして市場に出回っている製品は、一本から年に凡そ数十キロ採取されるもので、乾燥、半乾燥、軟の三つに分類されています。
別名:デーツ廃棄部位:へた及び核