- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
求肥/ぎゅうひ
「求肥/ ぎゅうひ」の栄養価を国の基準で評価した場合、この基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、モリブデン(48%:12μg)、次はカロリー(12.85%:257k カロリー)、そして、銅(5%:0.04mg)、セレン(4%:1μg)、亜鉛(3.75%:0.3mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | 3% |
求肥
ぎゅうひ(求肥/牛皮)は日持ちすることで知られており、これは砂糖の含有量が多いため。求肥の主原料は餅粉や白玉粉であり、これに砂糖や水飴を添加し、捏ね上げたものである。商品としては、これに餡などを入れて丸めたり、色鮮やかにしたものがある。また、粘りを持つため、練切りのつなぎとしても利用される。有名なものでは、福井名産の羽二重餅がある。きぬたは赤い羊羹(ようかん)を巻いたもので、求肥饅頭などもある。もともと「牛皮」と書いていたそうだが、これは外観に由来し、見た目が牛の皮に似ていたとされる。現在と書くが、これは肉を禁止する仏教思想によるもののようである。文化文政以降に加工品の改良が重ねられてきたようで、現在の形で普及してきたと思われる。