マンゴー

栽培化されたのは、数千年前以上と考えられており、もともとはインド東北部の野生種と言われています。このため、マンゴーとインド人との間では食生活において密接な関係があったとされます。常緑高木樹であり、成長すると数十メートルに達します。インドやミャンマーが原産地であり、神聖視されていたこのフルーツはヒンズー教との結びつきもあります。仲間の品種ではペリカン、パロット、アップルマンゴーなどがあります。ペリカンマンゴーは日本にも受け入れられやすい味を持っており、フィリピン産のカラバオ種となります。イエローマンゴーとも言われており、黄色若しくは黄緑色の果皮と平らな形状が特徴です。パロットマンゴーは、オウムの嘴(くちばし)の形状に見えるところからきた名称と言われており、フィジーやタイで生産されています。アップルマンゴーは均衡のとれた酸味と食味を持っており、大形で卵状の果実を有します。成熟に伴って赤っぽく変色していくメキシコ産の品種です。尚、まんごーは別名で菴摩羅(あんまら)や菴羅(あんら)と呼ばれることもあります。

マンゴー/期待される効能・効果

視力を保つのを改善させたり、疲労回復、癌の発生を抑える働きなどがあるとされます。また、細胞の老化を防いだり、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防にも有用とされます。含有される成分では、食物繊維をはじめ、エリオシトリン、β-カロテン、ゼアキサンチンなどがあります。食物繊維は腸内に存在する善玉菌を活発化させ、整腸作用があると言われています。エリオシトリンは、ポリフェノールの仲間であり、フラボノイド系に属する黄色の色素成分です。抗酸化物質であることから、脂質が酸化してしまうのを抑え、癌や動脈硬化、糖尿病の予防に有用とされます。β-カロテンは体内に入ると必要な分だけ、ビタミンAに転換されます。抗酸化物質であることから活性酸素を除去し、癌の発生を防ぐと言われています。ゼアキサンチンも抗酸化物質であり、カロテノイド系に属する黄色の色素成分です。このため、老化や癌を防ぐのに有用とされている他、視力が落ちるのを防ぐ作用もあると言われています。