ウォッシュチーズ

ウォッシュチーズの概要

ウォッシュチーズは、熟成する途中で、表層を蒸留酒やワインといった酒類或いは塩水などで洗浄したものです。これをウォッシュチーズと言いますが、洗浄によって更に水分が補われ、延いては熟成を促進させると言われています。匂いには癖があって色調は次第に褐色へと変わっていきます。これは酵母の仲間であるリネンス菌によるもので、洗浄時にくっつきます。しかし、この菌の増殖は表層において生じるため、匂いが内部に達することはありません。ウォッシュチーズの種類ではマンステールやリヴァロ、ラングルがあります。マンステールは、きめ細かく滑らかになっており、ミルク風味になっています。リヴァロはイグサが幾つか巻かれていますが、これは脆いためです。ノルマンディ地方では最古のチーズと考えられています。ラングルは、上側にくぼみが見られ、これをフォンテーヌと言っています。形状は円筒状で、産地はラングル高原とされます。

ウォッシュチーズ/期待される効能・効果

骨を丈夫にしたり、高血圧を防ぐ働きがあると言われています。含有されるうぉっしゅちーずの成分にはビタミンA・B2、カルシウムなどがあります。ビタミンAは網膜色素ロドプシンの主成分である他、肌や粘膜を保護する作用があると言われています。また、抗酸化物質であり、癌の発生を抑制する働きがあるとされます。ビタミンB2は糖質や脂質、蛋白質の代謝に関わっており、成長促進作用があると考えられています。また、有害な過酸化脂質を分解して消去する働きがあるとされます。カルシウムは骨や歯を形成する他、神経の興奮を抑制する作用があると考えられています。