柳松茸


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柳松茸/やなぎまつたけ・生

「柳松茸/ やなぎまつたけ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.65%含有し、13k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、パントテン酸(65.25%:2.61mg)、次はナイアシン(54.17%:6.5mg)、そして、ビタミンB2(28.33%:0.34mg)、(25%:0.2mg)、ビタミンB1(24.55%:0.27mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆11%
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柳松茸


柳松茸(ヤナギマツタケ)の近縁種では滑子(なめこ)がこれに該当し、主にかえで及び柳類の生木や枯れ木に見られます。中でも柳類に見られ、且つ松茸(まつたけ)とよく似た香りを放つところに由来して、柳松茸(やなぎまつたけ)と呼ばれるようになったと言われています。市場への流通量は少ないものの、栽培も行われています。歯切れの良い食感と、癖のない食味が特徴で、商品名ではしゃっきりたけなどが知られています。旬は、五月から九月にかけてで、調理では焼き物をはじめ、炒め物、汁物、煮物、揚げ物などに利用されています。尚、キノコ類は煮込みすぎると、食感が悪くなると言われています。これは加熱によって縮んでしまうためで、食感だけでなく風味も悪いものになってしまいます。鍋物などの調理には、キノコ類を一番最後に入れるのがよいとされています。また、キノコの採取で気をつけなければならないのは毒キノコの存在です。こういった毒性を持つキノコ類では、「にがくりたけ」や「つきよたけ」、「くさうらべにたけ」、「べにてんぐたけ」といったものがあります。べにてんぐたけは、鮮明な赤色の傘に白い斑点が見られるもので、食べると筋肉の痙攣から視覚障害、精神錯乱、嘔吐といった症状を訴えることもあります。くさうらべにたけは、灰色の傘をもっているため、その毒性の識別が困難なものとなっていますが、食べると腹痛やそれに伴う下痢、嘔吐などの症状を訴えることもあります。つきよたけは、暗所において発光する性質が有り、その色も青白いものとなります。食べると死に至る可能性もあるキノコで、且つ、日本では一番、事故の多いキノコになっています。にがくりたけは、硫黄色の傘を持ち、食用にされているクリタケに、見た目が似ています。