牛脂

牛脂

牛脂（ぎゅうし）はウシの脂を精製して作られる食用油脂の一つです。近年では牛の脂身自体を指す傾向にありますが、精製を行った脂とは意味が異なります。見た目は常温だと個体を維持しています。色調は白から黄色みを帯びた範囲のもので、ラードに類似します。製法は脂肪を細切れにして高圧缶へ入れ、熱い蒸気を流して溶かしながら抽出する方法、あるいは挽肉状態のものを窯などで取り出すといった方法があります。日本で作られたぎゅうしは内臓の脂肪を使っているケースも多く、カレー製品には多用されます。またサーロインなどについている脂を精製したものもあります。