- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
えごま油
「 えごま油」の栄養価を国の基準で評価した場合、この基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、n-3系脂肪酸(3644.38%:58.31g)、次はn-6系脂肪酸(153.63%:12.29g)、そして、カロリー(46.05%:921k カロリー)、ビタミンE(40%:2.4mg)、ビタミンK(3.33%:5μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | 0% |
えごま油
えごま油は荏胡麻の種子から搾った油のことを言います。日本では不乾性油の菜種油が広まるまでは荏胡麻油が植物油として主流になっており、灯火にも使われていました。その当時は、安定供給を目標に油を製造販売する商人達によって油座(あぶらざ)が結成されていたほどです。しかし、菜種油の出現によってだんだん荏胡麻の需要は減少し、乾性油を必要とする特定の用途のみにだけ使われるようになっていきました。その後、必須脂肪酸のアルファリノレン酸を大量に含有していることが分かり、再び脚光を浴びるに至りました。工業用としては石鹸をはじめ、インキやポマード、塗料樹脂などの原料として使われます。乾性油であることから防水性を持つ塗料として番傘や油紙などにも昔から用いられていたそうです。
えごま油