チャービル

チャービルの概要

チャービルは古代ローマ時代から既に食されていたようで、ローマからフランスやイギリスへ伝わったものと考えられています。パセリに良く似た外観をしており、フランスでは美食家のパセリとも言われます。食感は柔らかく、香りや味は少し甘くなっています。魚とセットで使われることが多く、ソースの風味付けとしても使われます。芳香はフェンネルやアニスシードのそれに似ており、寒さへの耐性もあるようです。フランス料理で欠かせないほどの食材とされ、パセリと似たような使い方をします。

チャービル/期待される効能・効果

含有される成分に、メチルシャビコールというものがあります。これは芳香成分の一種で、鎮静や免疫強化の働きを持つと言われています。またミネラルであるカルシウムやカリウム、鉄なども含み、カリウムは高血圧の予防に有用です。鉄は貧血改善、カルシウムは骨の強化に作用します。ビタミンではβカロテンが含まれており、その抗癌作用から癌の予防にも期待されます。ビタミンB群も多く、疲れを癒し冷え性の改善にも役立ちます。その他、関節炎の予防や消化・利尿促進、リラックス効果などもあると言われています。