テキーラ

テキーラの概要

リュウゼツランのアガベ・アスール・テキラーナと呼ばれる品種を用い、ハリスコ州やナヤリト州といった限定区域で作られた蒸留酒をテキーラと言います。この品種はハリスコ州テキーラ町原産のものを使用することが法で定められています。またリュウゼツランはサボテンの仲間であり、メキシコを原産地とします。リュウゼツランを原料に作られた蒸留酒をメスカルと言いますが、こういった一定条件をクリアしたものだけがテキーラと呼ばれます。製法は10年程度経過したリュウゼツランの茎を使って株を加熱し、それによって取り出した汁を醗酵させ、蒸留します。種類ではホワイトとゴールドがあり、前者は透明で蒸留後に熟成させません。多くはカクテルベースとして用いられます。後者は樽で寝かせて熟成させたものを言います。色調はやや茶色っぽくなっており、風味に深みがあります。テキーラ・アホネは一年以上寝かせた古酒で、てきーら・レポサドは60日以上、一年未満のものを言います。メキシコで生まれのてきーらは、マルガリーターといったカクテルベースでも飲用されます。

てきーら/期待される効能・効果

特別な栄養はありませんが、アルコールであるため、適量であればリラックス効果が期待できます。栄養そのものはウォッカのそれに準じ、熱量と水分が中心となります。