レモングラス/檸檬草

檸檬草/レモングラスの概要

檸檬草はハーブの一つであることから、一般にはハーブティーや茶剤としての利用が多いようです。また他のハーブとの併用では、レモンバームやミントといったものが知られています。東南アジアなどでは風味付けとしてレモングラスを使うケースが多いとされていて、煮込みものやスープといったものなどに利用されています。食用にされるのは、レモングラスの葉部で、その形状は細長く、線状になっています。南アジアであるインド南部やスリランカなどを原産地としていて、レモンのような風味があることからレモン草と言われることもあります。葉部をこすると、レモンとよく似た芳香を放ち、この香りが肉料理や魚料理の消臭、或いは、南アジア独特のエスニックスープやその他のスープ、そしてカレー料理などに対して香り付けとして用いられています。尚、レモングラスはイネ科に分類されています。

檸檬草/期待される効能・効果

レモンとよく似た香りを持ち、レモングラスの成分に鎮静作用があることで広く知られています。一般には檸檬草をハーブティーといった形式で飲用されるケースが多いとされています。消化不良の改善など、消化器系の痙攣や緊張といった症状を緩和する働きがあると言われています。外用では、精油成分を関節炎などの患部に塗布し、痛み止めとして用いられています。尚、この精油成分は薬用として使われる他、料理の風味付けなど香辛料として用いられることもあります。