香菜/コウサイ

コウサイの概要

コウサイは中国料理やタイ料理などで広く使われており、中でもトムヤンクンと呼ばれるタイ料理には必要不可欠なハーブとなっています。中国では色彩の嗜好と共に薬味を兼ねたコウサイの利用方法が行われており、細かく刻んだ香菜(こうさい)を肉料理に使うタレに混入させたりします。一般的にはスープや粥(かゆ)、和え物や炒め物などに散らしたり、混入させたりしてコウサイが利用されているようです。地中海沿岸地方を原産地とする香菜は、十世紀以前に中国から日本へ渡来したと考えられています。ポルトガル人によって江戸時代に再び渡来しましたが、葉から放たれる独特な芳香からか、当時はコウサイが広く普及するには至りませんでした。現在、香味野菜として用いられている香菜は、別名で中国パセリとも言われています。また、英名ではコリアンダーと呼ばれ、タイの現地ではパクチーと呼ばれ、利用部位は香菜の若い葉となります。尚、中国においては、コウサイのことをイエンツァイ或いはシャンツァイと呼んでいます。

コウサイ/期待される効能・効果

古くから民間療法の領域でヨーロッパ各地域において、利用されてきた経緯があります。記録では、紀元前1500年頃の古代エジプトからその使用が見られ、効能も記載されていると言われています。利用部位は種で、八世紀頃には中国においても漢方の領域で消化不良の改善や健胃といった目的で使われていたそうです。