マンネンロウ/ローズマリーの概要
マンネンロウは、消臭目的で肉料理や魚料理などに使われることが多いようです。強い香りを持つため、特に羊肉を用いる料理ではローズマリーが必要不可欠とまで言われるケースもあります。ハーブの一つとしても知られており、甘く爽やかで、青臭さとほろ苦さの混じった強い芳香を放ちます。利用部位はローズマリーの葉となりますが、生でも乾燥したものでも、どちらでも利用されています。別名では「マンネンロウ」とも呼ばれ、硬くて細い松葉状の若枝や葉を利用します。尚、ローズマリーはスパイスに利用されることが多くなっていますが、持続性のある芳香は非常に強いため、香り付けなどに用いる際は、その使用量に注意する必要があります。
マンネンロウ/期待される効能・効果
研究例ではローズマリーに癌の予防効果があると示された報告例が存在しています。民間療法の領域では、古くからヨーロッパにおいて、強壮剤としてマンネンロウが利用されてきた経緯があります。主な作用では、血液循環の改善作用や抗ストレス作用、抗鬱作用などが知られていて、中でも頭部への血液循環を改善する働きに注目されています。この血液循環の改善作用が記憶力を高めたり集中力を維持したりすると言われています。その他、育毛促進作用や頭痛を軽減する働きなどがあると言われています。