ズッキーニの概要
ズッキーニの形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃに分類されるスクワッシュの一種です。花と未熟果を食用にします。ズッキーニはウリ科に属し、メキシコが原産地とされています。メキシコからヨーロッパへ伝わったとされるのは十六世紀ごろといわれていて、日本へ伝わったのは、1970年に入ってからとなります。キュウリに良く似た形状をしていますが、ズッキーニはペポカボチャの一種となります。ズッキーニは一本凡そ二百グラム前後で、果長は約二十センチ前後となります。英語ではずっきーにのことを「サマースクウォッシュ」と呼び、フランス語では「クルジェット」と言います。もともとずっきーにはイタリア語となります。ずっきーには、南フランスのラタトゥィユと言われる代表的な野菜料理に必要なもので、地中海地方である南フランスやイタリアといった地域で栽培され、日頃から頻繁に用いられている野菜です。選ぶ際には、大きすぎず、均等な太さを持つものが良質とされていて、旬は六月から八月にかけてとなります。調理では、サラダをはじめ、炒め物、揚げ物、煮物、ピクルス、スープ、グラタンといったものに使われています。また、詰め物をしてオーブンで焼く際には、メシベとオシベを除去します。尚、ずっきーにの花は大きいものとなっていますが、これも食用にされ、主にサラダといった使い方がされます。
ずっきーに/期待される効能・効果
かぼちゃに比べると低カロリーで、カリウムを多めに含んでいます。カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄して調整しますので、高血圧症状に役立つと言われています。