スモークサーモン

燻製そのものは現在香りを楽しむために用いられる傾向にあります。冷蔵庫の出現から長期間に渡る保存も可能になっていますが、スモークサーモンが商品として日本へ導入されたのは明治時代以降の話です。当時、ヨーロッパから渡来したものと考えられていますが、国内でも昔から魚や肉を保存する方法として燻製が用いられていました。スモークサーモンと似た種類では、蝦(えび)や銀鱈(ぎんだら)、シシャモ、マス、鯛(たい)、鯡(にしん)、烏賊(いか)、タコ、ホタテ、ウナギなどの燻製があります。蝦は、シバエビや伊勢海老、車海老などが使われており、食感は生っぽく感じられます。香ばしく、熱燻は殻のまま行います。ギンダラは脂質量があって、深い味わいがあるとされます。製法は温燻です。シシャモも食感が生っぽく、短い時間で熱燻されます。鯛の場合、熱燻と温薫があり、前者では鱗と内臓を除去します。後者は三枚におろします。鯡は冷燻と温薫があり、前者は低温で仕上げます。また、塩漬けにした内臓を燻した種類も見られます。烏賊は昔ながらの味を持っており、昭和に入ってから見られるようになりました。

スモークサーモン/期待される効能・効果

スモークサーモンには、血栓の形成を防いだり、皮膚や粘膜を守る働きがあると言われています。また、免疫力を高めたり、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされます。含有されるスモークサーモンの成分には、不飽和脂肪酸やビタミンA、ビタミンD、ナトリウムなどがあります。またスモークサーモンでは蛋白質においても質が良いとされます。ビタミンAは、網膜の色素ロドプシンの主な成分となっており、目の健康を維持するのに有用とされます。また、皮膚や喉などの粘膜を正常に維持する作用があると言われているため、免疫力を強化し、感染症を予防する働きがあると考えられています。更に、抗酸化作用があることで知られており、老化を防いだり、癌の発生を抑える働きがあると考えられています。ビタミンDは骨を健全に維持する作用があると言われており、カルシウムやリンの吸収を促すと考えられています。また、カルシウムの血中濃度を調整する働きもあるとされます。
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