荒布/滑海藻/アラメ

  • 単品栄養価
  • 加算後
  • 消費カロリ

あらめ・蒸し干し

「 あらめ・蒸し干し 」の栄養価を食事摂取基準詳細で評価した場合、この基準に最も近い値で含まれる100g中の栄養素は、食物繊維(266.67%)、次はマグネシウム(182.76%)、そして、ビタミンK(173.33%)、カリウム(160%)、カルシウム(121.54%)、となります。また、100%以上は「必要量」以上を満たし、上限のある成分では過剰となる場合があります。

荒布


暗褐色をした葉を持ち、最初の一年で、楕円形をした葉が短い茎に見られます。更に時間が経過すると、短い茎が伸長して直立し、上部で、円柱状になった茎が分岐します。分岐した茎には数枚の葉が現れ、その葉からは更に小側葉が現れます。生長すると百センチに達する丈となり、日本では、瀬戸内海や九州、伊勢などに生息しています。サガラメは、アラメによく似ており、同じ仲間となります。ただ、アラメより体が大きく、小側葉を持たない点が、区別されています。サガラメも古くから食用にされてきましたが、両者は似ているため、いずれが古くから食用にされていたのかハッキリと分かっていません。コンブ科アラメ属に分類されるアラメは、若芽(わかめ)より厚めの葉肉となっています。名称も、若芽と比較した場合に荒々しさを感じることに由来していると言われています。調理では、圧搾機を用いて蒸したアラメを圧搾し、そこから水分を除去して、かんなで削ったものが利用されています。これを「刻みあらめ」と言いますが、他にも塩干し、潮抜き、煮干といった方法も使われています。食用にする際は、味噌漬けやふりかけなどに用いられています。また、アラメには、アルギニン酸と言われる成分が含まれており、コレステロールや血糖値の低下作用、便秘改善、腸内の老廃物や有害物質である発癌物質などを体外へ排泄する働きがあると考えられています。このアルギニン酸は食物繊維のことであり、安定剤として利用するため、これを抽出して食品に添加されることもあります。
あらめ・蒸し干し