とさかのり(赤・塩蔵・塩抜き)


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赤とさかのり・塩蔵・塩抜き

「 赤とさかのり・塩蔵・塩抜き」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.7%含有し、14k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ヨウ素(484.62%:630μg)、次は食物繊維(22.22%:4g)、そして、(11.43%:1.2mg)、ビタミンK(11.33%:17μg)、カルシウム(10.77%:70mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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とさかのり


房総半島より九州地方、奄美大島に至る暖海、及び温海の外海に分布しています。葉の縁がデコボコに裂けていて、見た目がとさか状になっているため、名称もこれに由来したものとなっています。膜質からなる葉は、平たく、赤紅色をしています。また、肉質は柔らかく、外海の水深数メートル程度に見られます。市場へ流通しているものでは、赤鶏冠海苔(あかとさかのり)、白鶏冠海苔(しろとさかのり)、青鶏冠海苔(あおとさかのり)といったものがあります。赤鶏冠は、原藻を直接乾燥させるなどして利用しているものですが、白鶏冠は、脱色したものであり、青鶏冠は、脱色したのちに緑色に着色したものとなっています。旬は五月から六月にかけてで、調理では古くから刺身などに利用されてきた経緯があります。また、近頃では海藻サラダに用いられることも有り、その他の調理では、精進料理などで、加熱して煮溶かし、その後冷却して凝固させたものが、刺身の代用として食されています。鶏冠海苔はミリン科トサカノリ属に分類され、漢字では鶏冠菜とも書かれます。