あわ(精白粒)


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あわ・精白粒

「 あわ・精白粒」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、18.35%含有し、367k カロリーです。【旧2010年版では100g:364kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、モリブデン(88%:22μg)、次は(61.25%:0.49mg)、そして、ナイアシン(53.33%:6.4mg)、ビタミンB1(50.91%:0.56mg)、パントテン酸(45.75%:1.83mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★★☆☆☆☆☆☆☆22%
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あわ


日本においての栽培歴史では、稲よりも粟の方が古いと言われています。ユーラシア大陸においても、その栽培歴史は古く、もともとエノコログサと呼ばれる野生種が祖先とされています。原産地をインドや中央アジアとしていて、ここから東南アジアや東アジア、ヨーロッパ、そしてユーラシア大陸全体に広まっていったと考えられています。また、伝播するその過程で、様々な品種が生じたとされます。種類では、うるち種ともち種があり、日本の江戸時代には、もち種が上層階級の人に利用されていて、うるち種が庶民の食べ物として用いられていました。うるち種ともち種の違いは、含有されるでん粉の性質から区分されています。うるち種は、パンの一つであるロティや挽き割り粥、粒粥(つぶがゆ)、或いは米と混ぜて利用されてたりしています。もち種は、餅(もち)や飴(あめ)、粟おこし、炊飯などに使われており、その分布は東南アジアに限定されたものとなっています。その他、燃料及び飼料として茎葉を利用したり、地酒の素材として泡盛のようなものにも使われています。日本での一般的な調理では、もち種を、そのまま餅に利用したり、飴、栗おこし、飯などに使います。一方、うるち種は、お菓子をはじめ、団子や餅、飯、粥などに使います。
あわ・精白粒