ハトムギ


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ハトムギ・精白粒

「 ハトムギ・精白粒」の栄養価を国の基準で評価した場合、この基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、蛋白質(26.6%:13.3g)、次はマンガン(23.14%:0.81mg)、そして、カロリー(18%:360k カロリー)、ナイアシン(14.17%:1.7mg)、(13.75%:0.11mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆5%
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ハトムギ


鳩麦は救荒作物として使われていた経緯があり、その昔、東南アジアの大陸部において生じたとされています。また、ジュズダマと呼ばれる種が祖先と言われています。穀類では古い種となり、アッサム、ミャンマー、そしてベンガルといった地域では、作物として大切な位置を占めていました。種類では、うるち種ともち種に分類されていますが、分布しているその大半がもち種となります。薬用植物としての評価もあるため、日本を含め、中国や朝鮮半島においても使われています。漢方の領域や薬膳などに対して「よくいにん」との名称で利用されているとされます。これは、鳩麦に肌の保湿作用、及び利尿作用などがあると考えられているためです。インドでは、パンをつくるのに小麦粉と共に鳩麦を入れたり、粥(かゆ)などに対して使われているそうです。地酒なども東南アジア諸国において作られており、更に青刈りの飼料としてハトムギの茎葉が利用されることもあります。日本では、皮を除去し、煎じて麦茶(むぎちゃ)にするのが一般的に普及しています。また、粉にして餅や菓子類、パンなどにも使われているほか、精米して粒粥(つぶがゆ)にされることもあります。
ハトムギ・精白粒