キャビア(塩蔵品)


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  • 成分合計
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キャビア・塩蔵品

「 キャビア・塩蔵品」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、13.15%含有し、263k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(779.17%:18.7μg)、次はビタミンE(155%:9.3mg)、そして、n-3系脂肪酸(147.5%:2.36g)、ビタミンB2(109.17%:1.31mg)、パントテン酸(59.5%:2.38mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆2%
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キャビア


珍味の一つのことで、チョウザメの卵を塩漬けにして作ったものとなります。チョウザメには、サメと言う名称がつきますが、サメと同種ではありません。硬骨魚とされるのは、チョウザメで、軟骨魚とされるのが一般のサメです。キャビアで利用されるチョウザメでは、オシエトラ、ベルーガ、セヴルーガなどが知られていて、これらはカスピ海を住処にしています。中でも一番大きい体を持つチョウザメはベルーガと言われる魚で、成長すると凡そ二百キログラムに及ぶます。体長も二メートル以上になり、二十年近くかかって成魚となります。このベルーガから作られたキャビアは、セブルーガやオシエトラに比較すると、つやがあって粒も大きめになっています。色は黒褐色から灰色で、とても高級品にされています。一方、オシエトラのきゃびあは、中程度の大きさの粒で、色も茶色っぽくなっています。また、セヴルーガのきゃびあは、粒も小さくなり、黒っぽい色をしています。ダンゴウオ類のランプフィッシュのきゃびあは、値段も安く、主に卵を着色し、きゃびあの代用品として利用されています。世界での産地はイランやロシアなどが知られていて、調理では、オードブルやカナッペなどに用いられています。尚、日本では瓶詰めや缶詰といった形式で輸入しています。