眼張/メバル(生)


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眼張/メバル・生

「 眼張/メバル・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5.45%含有し、109k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(62.5%:1.5μg)、次はn-3系脂肪酸(54.38%:0.87g)、そして、ナイアシン(41.67%:5mg)、蛋白質(36.2%:18.1g)、ビタミンE(25%:1.5mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆12%
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メバル


メバル(眼張/目張)は、大小の棘(とげ)が頭の上に見えていて、突出した顎(あご)を持っているのが特徴になります。また、大きな目をしていて、成長すると凡そ三十センチ程度の長さに育ちます。フサカサゴ科に分類されていて、キン眼張、アカ眼張、クロめばるの呼び名があります。これらはいずれも同一種類ですが、キンめばるは灰褐色をした体色を持っているものを指しています。アカめばるは、体色が灰赤色で、クロめばるは黒灰色の体色を持つものを言います。体色に個体差があるのは、住処とする場所によるものと考えられています。関西を中心に生息しているものはアカめばるで、関東においてはクロめばるとなっています。十一月から一月にかけて仔魚(しぎょ)を産むため、卵胎生(らんたいせい)に分類されています。旬は四月から六月とされていますが、脂の乗った一月から三月にかけても美味とされています。身肉は白身になっており、且つ身もしまっています。調理では、煮つけをはじめ、バター焼きやムニエル、揚げ物、味噌漬け、粕漬け、味噌汁の実、焼き魚、から揚げなどに利用されています。中国料理では甘酢あんかけにも使われています。めばるは、小骨の多いところが欠点ですが、上質の味を持っていると言われています。尚、地域によっては、メバチ、テンコ、ワガ、ハチメなどと呼ばれている所もあります。