水松貝/ミルガイ(水管・生)


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水松貝/ミルガイ・水管・生

「 水松貝/ミルガイ・水管・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.1%含有し、82k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(379.17%:9.1μg)、次はナイアシン(38.33%:4.6mg)、そして、蛋白質(36.6%:18.3g)、(31.43%:3.3mg)、マグネシウム(25.86%:75mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆3%
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ミルガイ


ミルガイ(水松貝/海松貝)は、朝鮮半島、日本では北海道より南側、特に三河湾や瀬戸内海において水揚げされています。バカガイ科に属する二枚貝で、成長すると殻長は凡そ十四センチ程度になります。内湾の水深二十メートル程度の泥底を住処としています。長い水管はよく発達していますが、これは泥底において深く潜って、そこを住処にしているからです。また、海藻のミルと言われるものが、このよく発達した水管に着生するところから、水松貝と呼ばれるようになったとされています。更に、この水管は常時、殻外に出ているのが特徴になっています。水管を開けて、湯通しし、皮を剥いてその身を食しますが、現在、水揚げ量も減少していることから、値段も高めになって流通しています。一方、水松貝の代替用として出回っているシロミル或いは波貝(なみがい)と呼ばれるものは、分類学上、少し異なるものとなります。みるがいは、その大きな水管を食用にしますが、食味はほのかな甘味があり、歯ざわりもよくなっています。高級貝、或いは高級鮨種として知られています。調理では、こうした鮨種の他、刺身や酢の物、吸い物などで利用されています。
別名:みるくい(標準和名)廃棄部位:貝殻及び内臓