虎魚/オコゼ(生)


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虎魚/オコゼ・生

「 虎魚/オコゼ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.25%含有し、85k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ナイアシン(50%:6mg)、次は蛋白質(39.2%:19.6g)、そして、ビタミンB12(25%:0.6μg)、リン(25%:200mg)、ビタミンD(18.18%:1μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆8%
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オコゼ


通常、虎魚と言えば、オニ虎魚のことを言います。成長すると体は凡そ24センチ程度となり、体表には鱗が存在せず、ヒレや体に皮弁が進化して、海藻が付着した岩石のような体を持っています。六月から七月にかけてが産卵期とされ、調理では、味噌汁の実、ちり鍋、姿揚げ、天ぷら、汁の実、揚げ物、煮魚、ブイヤベース、刺身、照り焼きなどに利用され、また薄づくりに適しているとされます。関西では、夏場に食べる虎魚を夏の河豚(ふぐ)と呼ぶこともあります。皮にはゼラチン質が多く含有されていて、湯引きすると美味しいと言われています。肝は塩辛に適していて、オコゼは全てが食されます。漁獲の際は、底引き網(そこびきあみ)や定置網(ていちあみ)、刺し網(さしあみ)といった方法がとられ、特に漁獲量が増えるのは四月から七月にかけてとなります。周年漁獲されるオコゼですが、日本におけるその生息域は、瀬戸内海や有明海、五島灘周辺となっています。砂泥底を好んで住処にし、南シナ海などその分布域も広くなっています。尚、背びれに棘があるのがおこぜの特徴ですが、この棘には猛毒が含まれています。