シイラ(生)


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シイラ・生

「 シイラ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5.4%含有し、108k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(108.33%:2.6μg)、次はナイアシン(107.5%:12.9mg)、そして、ビタミンD(90.91%:5μg)、蛋白質(42.6%:21.3g)、ビタミンB6(38.33%:0.46mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆17%
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シイラ


群泳する習性があり、暖海地域の世界各地において回遊しています。餌を追いかけて波間に見えるシイラは七色に光って綺麗だと言われていますが、漁獲されると、その美しい色は失われていきます。漁獲の際は、曳網(ひきあみ)や巻網(まきあみ)などの方法で行い、モウソウチクを浮かせて、寄ってきたシイラなどの魚をまとめて漁獲します。これは、しいらに漂流物へくっつく性質があるためで、この習性を利用した漁法となります。また、定置網(ていちあみ)などの漁法も行われていて、日本海においては周年漁獲されています。鮮度の高いものは刺身に利用されますが、鮮度低下が早いのでなるべく早めに食します。成長すると体は凡そ二メートル程度となり、別名では、まんびきと呼ばれています。オスは、成長と共に頭部が膨れる特徴が有り、ハワイにおいてはマヒマヒと呼ばれています。しいら科に属するマヒマヒは、現地において高級魚として取り扱われています。エビスしいらは、漁獲量が少ないとされているしいらの近縁種ですが、身肉もしいらとよく似たものになっています。ただ、体高がしいらのそれより高めで、短い胸鰭を有しています。調理の際は、刺身をはじめ、ムニエル、焼き魚、フライ、練り製品や塩干し、バター焼きといったものに利用されています。旬は七月から九月にかけてで、日本においては本州の真ん中より南側に生息し、また世界各地の温帯地域などに分布しています。
別名:まんびき切り身(魚体全体から調理する場合、廃棄率:55%、廃棄部位:頭部、内臓、骨、ひれ等)