鱸/スズキ(生)


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鱸/スズキ・生

「 鱸/スズキ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.15%含有し、123k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(181.82%:10μg)、次はビタミンB12(83.33%:2μg)、そして、ナイアシン(62.5%:7.5mg)、n-3系脂肪酸(54.38%:0.87g)、蛋白質(39.6%:19.8g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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スズキ


鱸の体長は凡そ一メートル程度で、日本から南シナ海に至るまでの海域に生息し、日本では、島根県の宍道湖(しんじこ)、瀬戸内海産のものが上質とされています。また、出世魚であるため、その成長過程において名称も変わります。五センチ程度のものを「コッパ」と言い、二十五センチ程度のものを「せいご」と言います。六十センチ程度のものを「ふっこ」と言い、六十センチを超えると、いわゆる「スズキ」となります。中でも突出して大きいものは、オオタロウと言われています。成長過程において、川の遡上と海へ下ることを繰り返しながら鱸へと育って生きますが、いわゆる「スズキ」になると、川を遡上することをやめて、海域にて生息するようになります。産卵は、外洋水が流入する湾口で行われ、幼魚は、夏に汽水へと向かい、秋ごろに再度戻ってきます。成長にともなって、行動範囲も広がり、大きくなっていきます。また、細かい歯は、帯状に両顎にはえ、餌は小魚や甲殻類としています。漁獲の際は、地曳網や定置網などの方法が行われていますが、釣りの対象魚としても注目されています。旬は、六月から八月にかけての夏頃で、食味はあっさりとしていて淡白なものとなっています。調理では、刺身をはじめ、汁の実、塩焼き、あらい、フライ、焼き魚、鍋物、椀種、蒸し物などに利用されています。
鱸・生