いよかん


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いよかん・砂じょう・生

「 いよかん・砂じょう・生」に関して1個約170g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.91%含有し、78.2k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約170g中の 成分は、ビタミンC(59.5%:59.5mg)、次はカリウム(16.15%:323mg)、そして、パントテン酸(15.3%:0.612mg)、葉酸(13.46%:32.3μg)、食物繊維(10.39%:1.87g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆6%
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いよかん


いよかんは偶発実生で、山口県萩市において1886年前後に見つけられたと言われています。オレンジとミカン類による自然交雑のタンゴールではないかと考えられています。いよかんの品種では、宮内伊予柑、勝山伊予柑、大谷伊予柑といったものがあります。宮内伊予柑は、愛媛県松戸市において見つけられたもので、早熟化したいわゆる普通伊予柑の突然変異種と考えられています。果実は普通伊予柑に比較すると凡そ二百五十グラム前後で、少ないとされています。種子は普通伊予柑に比較すると少なく、酸度も低いものとなります。糖度は同等とされていて、十二月に果皮が完全に着色します。大谷伊予柑は、宮内伊予柑に比較すると、その果皮が非常に滑らかなものとなります。ただ、果皮に障害が発生しやすく、生産性に劣ると言う欠点があります。勝山伊予柑は、宮内伊予柑に比較すると大きな果実を実らせます。また、早熟化していて、果皮が宮内伊予柑のそれより少し薄く滑らかなものとなります。糖度と酸度は宮内伊予柑のそれよりやや少なく、早くから食味が可能となります。現在、全生産量の七割近くを占めているのは愛媛県で、他に、長崎県、佐賀県、山口県といった地域でも生産されています。尚、イヨカンは、愛媛県の伊予で生産されて広まったため、という名称で呼ばれるようになりました。栄養面では、ビタミンCが豊富に含まれており、程よい甘酸っぱさがおいしさを引き立てます。
別名:いよ廃棄部位:果皮、じょうのう膜及び種子