桃/モモ(生)

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桃/モモ・生

「 桃/モモ・生」に関して1個約240g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.8%含有し、96k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約240g中の 成分は、ビタミンE(28%:1.68mg)、次はカリウム(21.6%:432mg)、そして、ビタミンC(19.2%:19.2mg)、食物繊維(17.33%:3.12g)、(15%:0.12mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆6%
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桃はバラ科に分類され、原産地は、中国の横河や揚子江の上流周辺となります。落葉性高木で、中国での栽培歴史は非常に古いものとなります。現在では、ヨーロッパ、南北アメリカ大陸、アジアといった全世界各地の主な温帯地域にて栽培されています。日本へは、遺跡から桃の核が見つかっていることから、弥生時代には既に渡来していたと考えられています。普及したのは江戸時代に入ってからで、有名なももの産地としては京都の伏見などがあげられ、現在の品種は欧米や中国から明治時代以降に取り入れられたものとなっています。通常モモは、毛茸の有するものを言い、毛モモともいいます。一方、ネクタリン又は油モモと呼ばれているものは、毛茸がないものとなります。この二種類は、外見状異なりますが、一対の異なる遺伝子のためで、分類上、一種のものとなります。ももの果肉の色には、白色と黄色があり、白肉は日本の品種に多いとされます。他方、黄肉は欧米諸国の品種に多いとされています。また肉質では、メルティングとノンメルティングに分類され、メルティングは、果肉内部に含有されるペクチンが可溶化することから早く軟化します。ノンメルティングは、果肉内部に含有されるペクチンの可溶化が緩やかなため、軟化も緩やかになるものです。尚、ももの白肉種は、汁が多く柔らかいため生食されます。黄肉種は、果肉が硬くて酸味もありますので、主に缶詰にされます。また、ももの種子内に含有されるもも仁は、生理異常、更年期の症状など、女性特有の症状に用いられることもあります。
別名:毛もも試料:白肉種廃棄部位:果皮及び核