甘子/天魚/アマゴ

市場に流通する多くは養殖もののアマゴですが、揖斐川や木曽川、長良川などでは天然物が獲られています。マスやサケなどと良く似た銀白色の体になりますが、これは成長しておよそ三十センチぐらいに達した場合です。この時期になるとシラメとも言われますが、中には五十センチを超えて成長するものも見られます。仲間となるアマゴ種類ではサツキマスがあります。美味とされるのは夏の旬であり、長良川で漁獲されるものは、岐阜県で高級魚とされています。近縁種にサクラマスがありますが、サツキマスはアマゴの降海タイプとなります。名称は河川の遡上が五月ごろに見られることに由来します。尚、甘子・天魚(アマゴ)は別名で、マスやカワマス、サツキマスと呼ばれることもあります。

アマゴ/期待される効能・効果

肝機能を高めたり、血栓の形成を抑制する作用があると言われています。また、高血圧や動脈硬化の予防にも役立つと考えられています。含有されるアマゴの成分には、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA/IPA)、ビタミンB12・D・Eなどがあります。ドコサヘキサエン酸は、癌を防いだり、アレルギー症状であるアトピー性皮膚炎などを緩和する作用があるとされます。また、コレステロールを下げたり、記憶力を高め、脳細胞を発達させて老人性認知症の改善に有用とされます。エイコサペンタエン酸は高い血栓抑制やコレステロール低下作用があるとされ、その働きはDHAのそれを上回ると考えられています。また、血流を改善し、高血圧や動脈硬化を予防したり、癌を防いだりする働きもあると考えられています。ビタミンB12は、中枢神経機能維持や脂質代謝、蛋白質及び核酸合成に関与しています。また、葉酸と共に骨髄に存在する巨赤芽球から適正な赤血球を生成する作用に関わっていると言われています。ビタミンDは、血中のカルシウムの濃度をコントロールしたり、骨の成長を促す働きがあると考えられています。ビタミンEは、細胞膜の酸化を抑制し、体のサビを防止する効果があると言われています。また、抹消血管を拡張させ、血行を改善し、冷え性や肩凝り、頭痛などの緩和に有用とされます。