鮟鱇/アンコウ

鮟鱇/アンコウの概要

頭部は鮟鱇型で、大きく、上と下から押し潰されたような形状をしています。受け口となっている口は、非常に大きいものになっています。鮟鱇目鮟鱇科に分類され、キ鮟鱇、ニシあんこう、ヒメアンコウ、メダマアンコウ、クツアンコウといった仲間がいて、中でも食味が良いとされるキアンコウは、その値段も高くなっています。肝臓に含まれる脂質量は多いものとなりますが、その分含有されるビタミンAの量も多くなっています。一方、大半が水分から構成される身肉は、カロリーが低くなっています。また、皮の中にはコラーゲンが豊富に含まれているため、肌を綺麗にする作用があるとされています。

アンコウ/期待される効能・効果

老化防止。肝部分は、口角炎、口内炎、味覚障害、皮膚疾患、夜盲症など。肝臓は、海のフォアグラと言われ、ビタミンEを豊富に含んでいます。また肝には、ビタミンA、亜鉛、銅、DHA(ドコサヘキサエン酸)、IPA(イコサペンタエン酸)などを多く含みます。ビタミンEは、その抗酸化作用により、老化を防ぐとされ、亜鉛は、味覚障害の改善へ働きかけると言われています。IPA(イコサペンタエン酸)は、血液をサラサラにする作用があるとされ、、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、頭の働きを高めると言われています。