エスカルゴ

エスカルゴはシャンパーニュ、ブルゴーニュといったワインの産地で飼育されていますが、これはエスカルゴが葡萄の葉を餌としているためです。エスカルゴそのものは古くから食用にされてきた経緯があり、その歴史は古代ギリシャ時代に遡ります。最も美味とされるのは、休眠して膜を殻に張っている越冬の時期とされます。仲間となるエスカルゴの種類では、ヘリックスポマティアやヘリックスアスペルサがあります。前者は日本で始めて養殖に成功した種類で、味と大きさ共に最高級とされます。繁殖能があまりないため、フランスでもほとんど見られません。ブルゴーニュ種であり、希少価値がある種類です。ヘリックスルクラムはこの種の近似種です。後者は生きたまま輸入することや、日本国内での飼育はできません。これは害虫として処理されているためで、環境への高い適応力を持っているからです。前者に比較すると少し小ぶりで、主に西ヨーロッパにおいて食用にされています。

エスカルゴ/期待される効能・効果

肝機能を高めたり、味覚の働きを保つのを改善する作用があると言われています。また、眼精疲労を回復させたり、貧血の改善に有用とされます。その他、骨を丈夫にしたり、糖尿病や動脈硬化の予防に有用とされます。含有されるエスカルゴの成分には、ベタインやタウリン、マグネシウム、鉄、亜鉛、カルシウムなどがあります。ベタインは旨味成分の一つであり、肝機能を高める作用があると言われています。また、胆汁の生成を促し、脂質の代謝を高めて、コレステロールを減少させる働きがあると考えられています。タウリンは交感神経に作用し、血圧を正常化させる働きがあると言われています。また、コレステロール代謝からその排泄を促し、動脈硬化の予防に有用とされます。更に心機能を高めたり、眼精疲労の改善に役立つと言われています。その他、糖尿病を防ぐのにも有用と考えられています。マグネシウムは酵素の活性化や神経興奮抑制、筋肉収縮などに関わっています。鉄は貧血の予防に有用とされており、亜鉛は味蕾の形成に必要な成分です。カルシウムは筋肉収縮や細胞の情報伝達などに関わっている他、神経興奮を抑制したり、骨や歯を丈夫にする働きがあると考えられています。