白魚/シラウオ

白魚/シラウオの概要

サケ目白魚科に分類され、銀白色をした体は側扁して細長くなっています。成長すると、体長は凡そ十二センチ程度となります。シロウオは、白魚とは別の魚です。混同されやすいですが、シロウオはハゼ科で、白魚はシラウオ科になります。旬は、産卵期に汽水湖や河口付近に近づく二月から五月にかけてで、弾力性があり透明感のあるものが新鮮とされます。全体の八割以上が水分となっていて、淡白な味をしています。また、タンパク質や脂質などの成分は少ないものとなっています。一般には丸ごと食用にされますので、カルシウムをはじめとするミネラル類の供給源として役立ちます。調理では、卵とじ、茶碗蒸し、天ぷら、吸い物といったものに利用されることが多く、その他生食する場合は踊り食いが広く知られていて、二杯酢で食べます。但し、生のため寄生虫などが問題となります。

シラウオ/期待される効能・効果

骨粗鬆症、骨軟化症の改善と予防、抗ストレス作用など。透き通るような白さを持つ白魚は、頭から全部食べれますので、重要なカルシウム源と言えます。カルシウム不足が続くと、骨軟化症という骨が柔らかくなってしまう病気にかかったり、骨粗鬆症を発症する時期も早めると考えられますので、骨を構成する成分として重要な位置を占めています。