蝦蛄/シャコ

有明海や瀬戸内海が日本の産地となっていますが、分布域は北海道より九州にいたる範囲です。昔から神奈川県小柴の蝦蛄(シャコ)が江戸前寿司ネタとして有名であり、餌はゴカイや蝦などを特有の鎌で捕らえて食べています。仲間となる種類では、トゲシャコやシリブトシャコ、スジオシャコがあります。トゲシャコは、東南アジアで普通に食されている種類で、体型も大きくなっています。シリブトシャコも大型のタイプで、分布域は西太平洋やインド洋です。スジオシャコは炒め物や茹で物として利用されており、特に中国料理で用いられています。体型は他のシャコに比較すると少し小さくなっています。

シャコ/期待される効能・効果

美肌に作用したり、疲労回復の働きがあると言われています。また、免疫力や肝機能を高めたり、眼精疲労の回復に有用とされます。その他、細胞の老化や動脈硬化の予防に役立つと言われています。含有される成分には、ベタインやコラーゲン、銅、亜鉛などがあります。ベタインは胆汁が作られるのを促し、脂質をエネルギー転換させ、コレステロールを下げる働きがあると言われています。また、肝機能を高める役割があるとも言われており、いわゆる旨味成分の一つです。コラーゲンは体を構成する蛋白質の一種であり、細胞同士を結びつけ、肌の新陳代謝を高める作用があると言われています。このため、血管を丈夫にしたり、老化の予防に有用とされており、他にも眼精疲労を回復させたり、免疫力を高める役割があると考えられています。銅は、ヘモグロビンの合成に必要な物質であり、鉄の吸収率を高めたり、貧血を防ぐ働きがあると考えられています。亜鉛は、様々な酵素成分になっており、インスリン合成や糖質代謝、DNA合成、免疫反応、蛋白質合成などに関与する酵素成分として、これらの作用を補助していると考えられています。また、舌の真ん中に位置する味蕾を形成する上でも必要な物質です。その他、生殖作用を保ったり、その機能形成にも欠かせない物質になっていると考えられています。