マカダミアナッツ

マカダミアナッツはかつて非常に殻が硬かったことから、食用としてあまり適さないとされていましたが、技術の発展によって機械が作られ、二十世紀に入ってからは食用として広く普及しています。マカダミアナッツが初めて見つかったのは十九世紀以降のことでオーストラリアが原産地と言われています。今日ではアフリカやハワイなどでもマカダミアナッツが生産されるに至っています。マカダミアナッツはヤマモガシ科マカダミア属に分類され、別名ではクイーンズランドナッツとも呼ばれています。

マカダミアナッツ/期待される効能・効果

味覚や皮膚、脳の働きを保つのを改善する働きがあるとされます。また、胃潰瘍や動脈硬化、老人性認知症の予防にも有用とされます。マカダミアナッツに含有される成分には、パルミトオレイン酸、オレイン酸、鉄、亜鉛などがあります。パルミトオレイン酸は脂肪酸の一種であり、栄養を脳血管に補う働きがあるとされます。この成分は、脂肪酸の中でも希な性質を持っており、脳血管へ入ることが可能です。皮脂に含有される量が多くなっており、皮膚再生に関してそれを補助すると考えられています。しかし、年齢を重ねるごとに減少する一価不飽和脂肪酸でもあります。オレイン酸は動脈硬化の予防に役立つと言われていますが、これは善玉と言われているHDLコレステロールを増加させる一方で、悪玉と位置づけられているLDLコレステロールを減少させる働きがあると考えられているためです。まかだみあなっつの脂質の内、パルミトオレイン酸を除くと、そのほとんどは不飽和脂肪酸であるオレイン酸になります。しかし、これらの成分によって老人性痴呆症をはじめ、脳血栓、脳卒中といった疾患を予防する働きがあると考えられています。つまり両者の成分の作用によって、健全な脳血管が維持されると言われています。その他、オレイン酸に限っては便秘を改善したり、胃潰瘍を防ぐといった胃腸の作用を向上させる働きもあると考えられています。