マンゴスチン

マンゴスチンの概要

マンゴスチンの果肉は多汁で質の良い甘みがあり、世界三大美果の一つに数えられ果物の女王と呼ばれています。東南アジアで栽培されており、マンゴスチンの原産地はマレー半島と言われています。インドネシアやマレーシアなどで栽培されていますが、アメリカでも見られます。日本ではあまり流通しておらず、マンゴスチンの輸入も少なくなっています。味の質が持続するのは数日であり、日持ちしない上に貯蔵も不向きです。高温多湿でしかもあまり温度の上下が見られない地域でしか成育しない特徴があります。また、栽培が困難と言われている理由の一つには、十数年の結実期間を要するというのもあります。環境への配慮が非常に多く求められるため、日本への輸入も限られたものになっています。食されるのはマンゴスチンの果実で、多くは生となります。果皮は厚くなっていますが、果実の軸に圧を加えると、割れ目が縦に走ります。その後、どちらか一方の果皮を割って食べます。また、真ん中に切れ込みを入れ、左右にもぎ取って食されることもあります。尚、マンゴスチンは別名でマンギスやマンゴステン、マンゴスタンとも呼ばれています。

マンゴスチン/期待される効能・効果

免疫力を高めたり、疲労回復、消化促進、癌の発生を抑える働きがあるとされます。また、糖尿病や高血圧、動脈硬化といった生活習慣病の予防にもマンゴスチンが役立つと言われています。含有される成分では、食物繊維やカテキン、プロテアーゼ、プロシアニジンなどがあります。食物繊維には整腸作用や抗癌作用があると言われています。カテキンは、ポリフェノールの仲間であり、フラボノイド系に属する抗酸化物質です。このため、脂質が酸化してしまうのを防いだり、動脈硬化を予防するのに有用とされます。また、癌や老化、高血圧、糖尿病の予防にも役立つと言われています。プロテアーゼは肉料理との相性が良いと言われていますが、これは当該成分が蛋白質分解酵素であるためです。消化促進の働きがあるとされます。プロシアニジンには免疫を強める働きや優れた抗酸化作用があると言われています。活性酸素を除去し、癌の発生を抑制すると考えられています。